×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ガンプラ制作講座 その③
スイマセン・・・
昨晩MGストライクガンダムIWSPの製作途中写真を撮り忘れたので、急遽第3回の制作講座を始めたいと思います。
今回は「合わせ目処理」です。
まず「合わせ目処理」とは何か?ですが、パーツとパーツを会わせた時にできる溝のことです。
ガンプラ始まって30年近く経ってもまだこの処理はしなくてはなりません。とは言え近年では合わせ目が出ないようにMSの作画設定段階から模型になることを前提に、この合わせ目を極力出ないようデザインされてます。確かに少なくなりましたが、それでも合わせ目処理はなくなりません。特に武器(銃器類)に関しては、ほぼ100%合わせ目が出ます。実際合わせ目が少ないなぁと感じるのは、作品で言うと「ガンダムSEED」からでしょう。それ以前の作品に関してもMGクラス(1/100)では少なくなりました。HGクラス(1/144)ではニューガンダム以外はまだまだ合わせ目が多い状況です。特に旧キットは頭から足の先まで全身合わせ目だらけです・・・
と、前置きが長くなりましたが、合わせ目処理には何種類か方法があります。
①接着剤でプラをやわらかく溶かす。
②合わせ目にパテを盛る。
③瞬間接着剤を流し込む。
代表的にはこの3種。
でも今回は僕がやってる③番の「瞬間接着剤」をご紹介します。
瞬着使うメリットは
●そんなに待たなくて作業が進められる。
●プラがヒケにくい。
この2点です。
普通の接着剤ならプラを一旦溶かしてるので硬化するまで最低2日以上。パテも乾くまで最低2日以上待たなくてはなりません。(あくまで個人的に思う時間です。模型誌とかではもっと長い時間を推奨してたり、他のモデラーさんはもっと短い時間で作業を進めてたりします。)そして、そこで失敗又はヒケが発生で、また同じ作業をして同じ日数待たなければいけない。非効率です。パテに瞬着混ぜて時間短縮ってやり方もありますが大阪人の僕にはとてもじゃないけど待てませんね。僕の場合、瞬間接着剤の乾く時間すら待てないです。なので「瞬間接着剤硬化スプレー」も合わせて使います。
デメリットは
●値段がめっちゃ高い
●扱いが面倒
●粘度が低いのでいらないとこまで流れてしまう。
当然値段は高いです。WAVE製のだと2グラム×3本で約500円ぐらい。硬化スプレーは700円ぐらいします。あと指と指をよくくっつけたりしてイライラすることもあります。手や指にくっつくぐらいならいいですが服や床などにこぼしてしまったら取り返しがつきません・・・
あとエッジに沿って瞬着が流れていきいらないとこまで処理しなくてはならくなることがしばしば。マイクロノズルを装着して出来るだけ流れないようにしましょう。
では実際に合わせ目処理のプロセスです。画像は少し足りませんが・・・
①これはキットを組んだ状態から合わせ目の上に瞬着を塗った写真です。
組んだ状態ってのがポイントです。組む前に塗ってキットを合わせても無意味です。
要するに「スキマを埋める」だけなので瞬着をスキマに流して固めりゃいいんです。
こんなにスキマ以外にはみださなくても埋まります。他の方はもっと上手く瞬着を塗るんでしょうが「雑」な僕には頑張ったほうです。これでもちゃんと埋まります。
②で、処理が終わった写真です。
僕の場合、面倒なので鉄やすりでゴリゴリとはみ出した瞬着を削って、左右のパーツがツライチになったらペーパーやすりで仕上げて終了。細かいキズが気なる人は1000番や1500番など目の細かいペーパーやすりで表面処理されるといいでしょう。僕は400~600番で終わります、細かいキズはトップコートで消えますんで。
③曲面はどうなるの?って写真。
要するに足の後ろ側ですが、①のあと鉄ヤスリで瞬着をこそぎとった状態です。
見てのとおりガタガタです。
④今度はかなりの曲面なのでスポンジやすりで仕上げた写真。
スポンジやすりは最近使い始めたんですが、ジオン系など曲面が多いMSには、かなり効果的。綺麗に仕上がります。コレも同じく細かいキズは目の細かいスポンジやすりで仕上げましょう。
最後に入り組んだとこですが、基本的に同じなので特に説明はしませんが、削る面の形状で道具を変えるってのがポイントです。デザインナイフや彫刻刀、丸やすり、平やすり、三角やすりなどなど道具を上手く使いましょうね。もちろんスポンジやすり1つで全部処理するぜっ!ってのも全然OK。とにかくさっきも言いましたが、埋まりゃいいんです。ツライチになりゃいいんです。
あくまで僕個人のやり方です。誰に教えてもらったわけでもなく、模型誌やネット見たり、実際に経験したことで、やりやすいと思ったやり方です。それにキットによっても、モデラーさんによってもやり方も違うだろうし、正解なんてありません。工夫やアイデアで自分にあったやり方を探すのもプラモデルの楽しみ方の1つだと思います。この記事での合わせ目処理は参考程度にお考え下さいね。
また、こんなやり方間違ってるぞ!って方はご一報下さい。勉強不足なので、是非ご教授下さい。
これにて合わせ目処理の記事を終わります。ご覧いただきありがとうございました。
スイマセン・・・
昨晩MGストライクガンダムIWSPの製作途中写真を撮り忘れたので、急遽第3回の制作講座を始めたいと思います。
今回は「合わせ目処理」です。
まず「合わせ目処理」とは何か?ですが、パーツとパーツを会わせた時にできる溝のことです。
ガンプラ始まって30年近く経ってもまだこの処理はしなくてはなりません。とは言え近年では合わせ目が出ないようにMSの作画設定段階から模型になることを前提に、この合わせ目を極力出ないようデザインされてます。確かに少なくなりましたが、それでも合わせ目処理はなくなりません。特に武器(銃器類)に関しては、ほぼ100%合わせ目が出ます。実際合わせ目が少ないなぁと感じるのは、作品で言うと「ガンダムSEED」からでしょう。それ以前の作品に関してもMGクラス(1/100)では少なくなりました。HGクラス(1/144)ではニューガンダム以外はまだまだ合わせ目が多い状況です。特に旧キットは頭から足の先まで全身合わせ目だらけです・・・
と、前置きが長くなりましたが、合わせ目処理には何種類か方法があります。
①接着剤でプラをやわらかく溶かす。
②合わせ目にパテを盛る。
③瞬間接着剤を流し込む。
代表的にはこの3種。
でも今回は僕がやってる③番の「瞬間接着剤」をご紹介します。
瞬着使うメリットは
●そんなに待たなくて作業が進められる。
●プラがヒケにくい。
この2点です。
普通の接着剤ならプラを一旦溶かしてるので硬化するまで最低2日以上。パテも乾くまで最低2日以上待たなくてはなりません。(あくまで個人的に思う時間です。模型誌とかではもっと長い時間を推奨してたり、他のモデラーさんはもっと短い時間で作業を進めてたりします。)そして、そこで失敗又はヒケが発生で、また同じ作業をして同じ日数待たなければいけない。非効率です。パテに瞬着混ぜて時間短縮ってやり方もありますが大阪人の僕にはとてもじゃないけど待てませんね。僕の場合、瞬間接着剤の乾く時間すら待てないです。なので「瞬間接着剤硬化スプレー」も合わせて使います。
デメリットは
●値段がめっちゃ高い
●扱いが面倒
●粘度が低いのでいらないとこまで流れてしまう。
当然値段は高いです。WAVE製のだと2グラム×3本で約500円ぐらい。硬化スプレーは700円ぐらいします。あと指と指をよくくっつけたりしてイライラすることもあります。手や指にくっつくぐらいならいいですが服や床などにこぼしてしまったら取り返しがつきません・・・
あとエッジに沿って瞬着が流れていきいらないとこまで処理しなくてはならくなることがしばしば。マイクロノズルを装着して出来るだけ流れないようにしましょう。
では実際に合わせ目処理のプロセスです。画像は少し足りませんが・・・
①これはキットを組んだ状態から合わせ目の上に瞬着を塗った写真です。
組んだ状態ってのがポイントです。組む前に塗ってキットを合わせても無意味です。
要するに「スキマを埋める」だけなので瞬着をスキマに流して固めりゃいいんです。
こんなにスキマ以外にはみださなくても埋まります。他の方はもっと上手く瞬着を塗るんでしょうが「雑」な僕には頑張ったほうです。これでもちゃんと埋まります。
②で、処理が終わった写真です。
僕の場合、面倒なので鉄やすりでゴリゴリとはみ出した瞬着を削って、左右のパーツがツライチになったらペーパーやすりで仕上げて終了。細かいキズが気なる人は1000番や1500番など目の細かいペーパーやすりで表面処理されるといいでしょう。僕は400~600番で終わります、細かいキズはトップコートで消えますんで。
③曲面はどうなるの?って写真。
要するに足の後ろ側ですが、①のあと鉄ヤスリで瞬着をこそぎとった状態です。
見てのとおりガタガタです。
④今度はかなりの曲面なのでスポンジやすりで仕上げた写真。
スポンジやすりは最近使い始めたんですが、ジオン系など曲面が多いMSには、かなり効果的。綺麗に仕上がります。コレも同じく細かいキズは目の細かいスポンジやすりで仕上げましょう。
最後に入り組んだとこですが、基本的に同じなので特に説明はしませんが、削る面の形状で道具を変えるってのがポイントです。デザインナイフや彫刻刀、丸やすり、平やすり、三角やすりなどなど道具を上手く使いましょうね。もちろんスポンジやすり1つで全部処理するぜっ!ってのも全然OK。とにかくさっきも言いましたが、埋まりゃいいんです。ツライチになりゃいいんです。
あくまで僕個人のやり方です。誰に教えてもらったわけでもなく、模型誌やネット見たり、実際に経験したことで、やりやすいと思ったやり方です。それにキットによっても、モデラーさんによってもやり方も違うだろうし、正解なんてありません。工夫やアイデアで自分にあったやり方を探すのもプラモデルの楽しみ方の1つだと思います。この記事での合わせ目処理は参考程度にお考え下さいね。
また、こんなやり方間違ってるぞ!って方はご一報下さい。勉強不足なので、是非ご教授下さい。
これにて合わせ目処理の記事を終わります。ご覧いただきありがとうございました。
PR
ブログ内検索
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
カテゴリー
最新CM
[11/06 じゅにあ]
[10/14 通りすがり]
[06/27 ぷらっちっく]
[06/26 じゅにあ]
[06/19 ぷらっちっく]
最新記事
(07/07)
(07/06)
(07/05)
(07/04)
(06/30)
プロフィール
HN:
じゅにあ
性別:
男性
趣味:
模型・映画鑑賞・チャリンコ・ゲーム・神社仏閣めぐり
自己紹介:
主に夜中に活動するインドアインサイダー。ストレス溜まってます。ガンプラは1/144やHGを中心に「雑」に制作。でもガンプラ以外もたまにやります。できるだけ更新していきますが一応不定期更新ブログです。まぁ「雑」な性格ですから生暖か~い目で見てやって下さいな。
似顔絵はツカエルサイトで作成しました。
似顔絵はツカエルサイトで作成しました。
アーカイブ
カウンター
アクセス解析