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「日本沈没」は小松左京が原作で73年に映画化されたSF・パニックムービーを33年ぶりにリメイクした2006年の夏休み超大作。であるが73年版のストーリーやテーマとは全然違うもので別物らしい。

主演はSMAP草薙剛と柴咲コウ。石坂浩二、豊川悦司、及川光博、大地真央、と人気俳優でヒット間違いなしの豪華ぶり。監督はローレライの樋口真嗣。制作費は20億円(ちなみに73年版は1億円)。金額的に絶対コケることが出来ない映画だったという。

ストーリーで、「大きなところ」は地殻変動で日本の大部分が沈没すると予測され、その兆候として各地でマグニチュード8クラス大地震や火山の噴火等が続出。どうなる日本!どうするの日本政府!てな感じ。「小さなところ」のストーリーは主演のおこちゃま恋愛ドラマ部分で見てからのお楽しみ。

期待したのは「政府の動きと世界の動向」「VFX」「自衛隊の活躍」「人間の尊厳」とかでしたがほとんど全てダメ。35点と残念な結果でした。これだけ大きな日本の事態に個人の恋愛をミックスするには監督の技量等が足りないのではと感じる映画。主演の気迫が感じられないのと柴咲のありえない役設定、壊滅中に何度も偶然出会う強運、赤面するほどの台詞回し、世界背景の描写と自衛隊が活躍してる描写もほぼ無い。唯一VFXのみハリウッドには劣るものの実際に見たことのある景観が崩れていく様は見る価値あり。それと中国の反日デモのシーンは悪趣味にもほどがある。

その他の見所は、有能なのに変人弁護士の役が定着した、ミッチーの演技のみ人間味があり新鮮で良かった。あとチョイ役ですがリポーター?が安住アナでリアルだった。

最後に、一応現在の日本最高のCGを駆使し全体的にはそこそこの出来であり2時間15分が苦痛無く見れたのは正直なところ現実に起こりえるタイトルだからだと思う。しかしながらパニック映画としては35点と物足りなさが目立つ映画である。

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こわい、こわい
地球温暖化の方が怖い。今日も暑いし。
NONAME 2007/02/07(Wed)12:39:43 編集
ホンマ恐
実際に海面も上昇し続けてる。オゾン層は安定に向かってるらしいけどホンマかいな?大型地震予測もしばらく前の新聞の1面に出てた。とにかく不謹慎なタイトルの映画やと思うわ。
【2007/02/08 12:32】
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