2008/01/28 (Mon) 「HGUCガンダム（60点）」製作記

記念すべき第一回のガンプラ製作記の「お題」はやはり
初代主人公機のＲＸ‐７８‐２ガンダムでしょう。

バンダイの新基軸であるＨＧＵＣ（ハイグレードユニバーサルセンチュリー）
1/144キットで再現されたガンダムの製作です。

今回は「超簡単製作」でトータル５時間程度で仕上げます。約２日ってとこですね。

①キット購入。
まずは模型店へ行きキット自体を購入せねばなりません。
ジョーシンのキッズランドで定価1050円を３割引の７３５円で購入。
今から始める大人の方や今のお子様にも手が届く価格なので入門用としてもバツグンですね。



















②仮組みをしてみる。

説明書を開き組み立て開始。
ニッパーで丁寧にパーツを切りとり、
切り取り跡をキレイにヤスリがけしながら
まずはストレート組です。
ここまでの製作時間は約２時間。















③いろいろ動かしてしばらく遊んでみる。
やはり2001年に発売されたこの商品では、
残念ながら可動範囲が小さいです。

今回は簡単製作を目標にしているので、
アンテナをシャープ化にする以外、特に何もしない。
可動範囲の拡大、プロモーションの変更などについては、
また今度。

それにしてもパーツの合わせ目がきになるなぁ。












④部分塗装とスミ入れをする。
次に部分塗装をするのだが、まずは箱や説明書の塗装済み写真と見比べてみる。
すると…
顔の横にあるダクトとアンテナ脇のバルカン発射口。各関節のマイナスモールド。
腰の中央のＶ字。ランドセルのバーニア。足首のシリンダー。たったこれだけ。

色はタミヤのエナメル塗料。１瓶100円。安っ。

乾きやすく２度塗り程度できっちり色が乗るし
、はみ出しても溶剤でのリカバリーが楽な塗料だ。

ただし気をつけないと塗料の性質上、
プラスチックが縮み圧力をかけると割れてしまうので
溶剤のつけすぎに注意。



Photo:エナメル塗料フラットブラウン

部分塗装が済んだら後はスミ入れ。
スミ入れの色は黒か茶を主流に使ってます。キットのあらゆる部分のモールドと凸凹部分に溶剤で薄めた色を筆に吸わせてチョンと置くだけでスジに沿って塗料が流れていく。

この作業でメリハリがつき立体感が増します。
スミ入れはどれだけ簡単に作るにも必須な作業です。

はみ出した塗料は溶剤を含ませた筆ではみ出しを吸い取らせる感じで修正。綿棒やティッシュで拭き取ってもいい。仕上がりが悪いときは消しゴムを使えばキレイになります。




















写真左が塗装前、写真右が塗装後。     違いは歴然！

ほんのちょっと手を加えただけなのに
見違えましたね。

完成。　　　…としてもいいんですが、続きます。


⑤デカール(マーキング)をつける。
この作業はしなくてもいいが、ちょっとだけでも出来上がりに差がでます。料理でもなんでも「あとひと手間」で数段良くなりますよね。それと同じです。





















肩に地球連邦軍のロゴと主人公アムロの機体マーク。
足とシールドに所属部隊であるホワイトベース隊のロゴなど、別売りのガンダムデカールを使って貼る。

湾曲した部分はヨレたり気泡ができたりするのでマークソフターなるものでデカールを軟らかくさせて密着させる。

（書き忘れてましたが武器類はビームライフル以外にハイパーバズーカとビームサーベルが付属。コアファイターもついてますが塗りわけが面倒なので製作しません。）

⑥仕上げ
最後につや消しスプレーでコーティング。
この作業が素晴らしい出来に変貌させる魔法のスプレー。
部分塗装しかしていないのに全塗装したかのような仕上がりになります。
しかもプラ材特有のヤスモノくさいツヤがなくなり、デカールの保護にもなって剥がれにくくなります。
そしてなにより細かい傷が消えます。（目立たなくなる）

そして目の部分やセンサー類に付属のシールを貼り直せば完成。

いかがでしょうか？簡単作成ながらも元が750円とは思えない完成度ですね。
キット的には首や肩がほとんど動かないし、腕や足の可動範囲も狭い。
ＨＧキットとはいえ旧型な感じだけど旧キットを遥かに凌ぐ出来上がりだと思います。

ほらそこのお父さん、作りたくなったでしょう？
お子さんと協力して製作してもいいんじゃないでしょうか。
親子で１つのモノを完成させる感動を味わえる手近なガンプラ。
この週末にいかが？