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前作から12年ぶりの「ダイハード 4.0」
「アンダーワールド」のレン・ワイズマン監督、説明要らずのブルース・ウィリス、
相棒のハッカー役は「ギャラクシー・クエスト」のオタク役で映画デビューしたジャスティン・ロング、マクレーンの娘役は「スカイハイ」(過去レビュー参照)でのグウェン役や「ファイナル・デッドコースター」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、敵のヒロインに「ミッション:インポッシブル3」においてイーサン・ハントの仲間ゼーン役のマギー・Qなどが出演。
(今回は梅田ナビオTOHOプレックスの先行レイトショーにて鑑賞)
ダイハード1~3はあえて説明はしないがシリーズ通して主役のジョン・マクレーンが何故か「自分がやるしかない」って状況に追い込まれて「逃げ出したいのに逃げられなくなり」、大勢の敵に努力と工夫と根性でグチりながらも事件をほぼ1人で解決してしまう、ジョークとタバコ好きで平凡で不運なオヤジ刑事が頑張るアクション・サスペンスだ。
「4.0」のストーリーは
アメリカ独立記念日の前夜。ワシントンDCのFBI本部に、何者かが全米のあらゆるインフラを監視するシステムにハッキングを仕掛けてきたとの情報が入り、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査が開始される。一方その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、久しく顔を見ていない娘ルーシーに会うため、ニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。しかし、意に反してルーシーの冷たい対応に気落ちするマクレーン。おまけに、たまたまそこにいたばかりに、上司から、近くに住むマットというハッカーをFBI本部まで連行せよ、とのヤボ用まで仰せつかるハメに。不承不承マットのアパートへと向かうマクレーンだったが、それは、またもや始まる不運の序章にすぎなかった…。(all cinemaより)
「アンダーワールド」のレン・ワイズマン監督、説明要らずのブルース・ウィリス、
相棒のハッカー役は「ギャラクシー・クエスト」のオタク役で映画デビューしたジャスティン・ロング、マクレーンの娘役は「スカイハイ」(過去レビュー参照)でのグウェン役や「ファイナル・デッドコースター」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、敵のヒロインに「ミッション:インポッシブル3」においてイーサン・ハントの仲間ゼーン役のマギー・Qなどが出演。
(今回は梅田ナビオTOHOプレックスの先行レイトショーにて鑑賞)
ダイハード1~3はあえて説明はしないがシリーズ通して主役のジョン・マクレーンが何故か「自分がやるしかない」って状況に追い込まれて「逃げ出したいのに逃げられなくなり」、大勢の敵に努力と工夫と根性でグチりながらも事件をほぼ1人で解決してしまう、ジョークとタバコ好きで平凡で不運なオヤジ刑事が頑張るアクション・サスペンスだ。
「4.0」のストーリーは
アメリカ独立記念日の前夜。ワシントンDCのFBI本部に、何者かが全米のあらゆるインフラを監視するシステムにハッキングを仕掛けてきたとの情報が入り、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査が開始される。一方その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、久しく顔を見ていない娘ルーシーに会うため、ニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。しかし、意に反してルーシーの冷たい対応に気落ちするマクレーン。おまけに、たまたまそこにいたばかりに、上司から、近くに住むマットというハッカーをFBI本部まで連行せよ、とのヤボ用まで仰せつかるハメに。不承不承マットのアパートへと向かうマクレーンだったが、それは、またもや始まる不運の序章にすぎなかった…。(all cinemaより)
で、今回の4.0だが、まず邦題の4.0って何?ってことだが、Web 2.0みたいな感じで付けたんだと思う。ポスターには「あの男、再起動」、公式サイトには「全米強制終了」「完璧なサイバーテロvsアナログ刑事」なるほどコンピュータっぽい感じを出すために「4.0」と言ってみたわけだ。アナログVSデジタルの今作にはピッタリの題だ。考えた人は頭がいい。ちなみに向こうでは「Live Free of Die Hard」って題。
観終わった後の率直な感想は・・・
「2007年ド派手アクション祭り」もしくは「ハリウッドエンターテイメント三昧」で今年劇場栄えする映画No1だ。
ほんとにスゴイ!よくこんな映像作れたなって思う。はっきり言ってもう一度観に行きたい。文句無しで面白いし楽しいし良く出来た映画で以前の「ダイハード」シリーズを観てなくても全然OK!129分間ダレることなく強烈アクションの連続でお腹いっぱいだ。
しかし何かおかしい・・・
「ダイハード」は、いっつもギリギリいっぱいいっぱいの極限状態の中、弱くてもカッコ悪くても一生懸命頑張ってる平凡で不運なオヤジ刑事の活躍がウケて、新しい主役のありかたとして確立された映画のはず。
なのに主役のマクレーンが完全にヒーローになってしまって、まるでスタローンやシュワちゃんの映画のようだ。顔にたくさん傷がついて出血しているのに余裕の表情で軍人のようにめちゃくちゃ強い。
好きだった「ほっとした時の一服」も無く、もはや昔の「ダイハード」の影は薄い。
よくよく考えてみると確かに機械に弱いマクレーンは肉体派かもしれないが「アナログ刑事」って設定もおかしいと思う。
さて50点(90点)のややこしい評価について、もうおわかりかと思いますが、
「ダイハード」として観ると50点
全然違うアクション映画として観ると90点
こういうことです。
「ダイハード」路線の方向転換に戸惑いを隠せないが、あれから12年も経ったんだから、マクレーンがヒーローになっていても構わないとも思う。だが、観に行ったほとんどの方の期待を裏切ったのは間違いない。
あと、サイバーテロについてだが、確かにサイバーテロやってました。
が、しかし、邪魔なマクレーンを排除するために「銃」「ヘリ」「格闘」と超アナログ的なことが多く「サイバーテロvsアナログ刑事」ではなかった。
それにボス役は最近の映画らしく頭の良い若い知らない俳優さん。冷酷さも悪の親玉感もあまり感じられず印象も薄かった。
最後に
とにかく何はともあれ12年振りの「ダイハード4.0」良くも悪くも面白いアクション大作であることは間違いないです。このレビューを参考に観に行っていただけたら、きっとすっきりとした気持ちで劇場を後に出来るかと思います。
ヒーローになったマクレーンをこの週末にいかが?
余談ですが
公開前にブールス・ウィリスが映画系の掲示板にMacの iChatを使って登場し話題になった話を少しご紹介。本人いわく・・・
「シリーズ全作に関わった人間としていわせてもらえば、4は少なくとも第一作くらい良い」
「個人的にはこれまでのシリーズで傑作は1だけだと思う」
「PG-13でも"F*ck"を3回以上使えないだけ。中身に妥協はないしダイハードらしさは健在」
とのこと。
また、本人による「ダイハードらしさの定義」も語ってたらしい。
1. 平凡な男が非凡な状況に直面する。
2. マクレーンは家族を愛し、国を愛する。身を守る術がない人々を犠牲にする輩を憎む。権威をひどく嫌っている。
3. 誰もマクレーンを止められない。
4. 最初から最後まで目が離せないストーリー。
5. 最後に、22年も続いているシリーズの奇妙さ。
とのこと。
詳しくはこちらで↓
japanese.engadget.com/2007/05/13/bruce-willis-ichat-live-free-or-die-hard/
観終わった後の率直な感想は・・・
「2007年ド派手アクション祭り」もしくは「ハリウッドエンターテイメント三昧」で今年劇場栄えする映画No1だ。
ほんとにスゴイ!よくこんな映像作れたなって思う。はっきり言ってもう一度観に行きたい。文句無しで面白いし楽しいし良く出来た映画で以前の「ダイハード」シリーズを観てなくても全然OK!129分間ダレることなく強烈アクションの連続でお腹いっぱいだ。
しかし何かおかしい・・・
「ダイハード」は、いっつもギリギリいっぱいいっぱいの極限状態の中、弱くてもカッコ悪くても一生懸命頑張ってる平凡で不運なオヤジ刑事の活躍がウケて、新しい主役のありかたとして確立された映画のはず。
なのに主役のマクレーンが完全にヒーローになってしまって、まるでスタローンやシュワちゃんの映画のようだ。顔にたくさん傷がついて出血しているのに余裕の表情で軍人のようにめちゃくちゃ強い。
好きだった「ほっとした時の一服」も無く、もはや昔の「ダイハード」の影は薄い。
よくよく考えてみると確かに機械に弱いマクレーンは肉体派かもしれないが「アナログ刑事」って設定もおかしいと思う。
さて50点(90点)のややこしい評価について、もうおわかりかと思いますが、
「ダイハード」として観ると50点
全然違うアクション映画として観ると90点
こういうことです。
「ダイハード」路線の方向転換に戸惑いを隠せないが、あれから12年も経ったんだから、マクレーンがヒーローになっていても構わないとも思う。だが、観に行ったほとんどの方の期待を裏切ったのは間違いない。
あと、サイバーテロについてだが、確かにサイバーテロやってました。
が、しかし、邪魔なマクレーンを排除するために「銃」「ヘリ」「格闘」と超アナログ的なことが多く「サイバーテロvsアナログ刑事」ではなかった。
それにボス役は最近の映画らしく頭の良い若い知らない俳優さん。冷酷さも悪の親玉感もあまり感じられず印象も薄かった。
最後に
とにかく何はともあれ12年振りの「ダイハード4.0」良くも悪くも面白いアクション大作であることは間違いないです。このレビューを参考に観に行っていただけたら、きっとすっきりとした気持ちで劇場を後に出来るかと思います。
ヒーローになったマクレーンをこの週末にいかが?
余談ですが
公開前にブールス・ウィリスが映画系の掲示板にMacの iChatを使って登場し話題になった話を少しご紹介。本人いわく・・・
「シリーズ全作に関わった人間としていわせてもらえば、4は少なくとも第一作くらい良い」
「個人的にはこれまでのシリーズで傑作は1だけだと思う」
「PG-13でも"F*ck"を3回以上使えないだけ。中身に妥協はないしダイハードらしさは健在」
とのこと。
また、本人による「ダイハードらしさの定義」も語ってたらしい。
1. 平凡な男が非凡な状況に直面する。
2. マクレーンは家族を愛し、国を愛する。身を守る術がない人々を犠牲にする輩を憎む。権威をひどく嫌っている。
3. 誰もマクレーンを止められない。
4. 最初から最後まで目が離せないストーリー。
5. 最後に、22年も続いているシリーズの奇妙さ。
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japanese.engadget.com/2007/05/13/bruce-willis-ichat-live-free-or-die-hard/
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