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ハンニバル・ライジングは監督:ピーター・ウェーバー、原作:トマス・ハリス、出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リーで贈る「羊たちの沈黙」「ハンニバル」で登場した天才精神科医で人肉嗜好のシリアルサイコキラー「ハンニバル・レクター博士」の幼少期・青年期を描いたサスペンス。
現在も上映中だ。

制作はイギリス=チェコ=フランス=イタリアの合作映画。劇中に日本文化が出てくるが当然間違った日本を描いている・・・。脚本は原作者のトマス・ハリス自身が手掛けているだけあって今後の続編への伏線を巧みにちりばめられている(たぶん)にもかかわらず単独の映画として立派に成立している。

また今回のハンニバル役は幼少期・青年期のためハンニバル・レクター=アンソニー・ホプキンスではなくギャスパー・ウリエルが好演している。ちなみにホプキンスは「世界最速のインディアン」公開での来日時、各映画雑誌などに「もうレクターはこりごりだよ。」と語っている。※続編はまだ噂段階

「ハンニバル・レクター」が何故、人肉嗜好及び猟奇殺人鬼になったのか?
特異な人格はどのようにして形作られたのか?

幼少期・青年期にさかのぼり、まさにライジング=誕生(成長過程)を描くという内容。

ストーリーを少し。
1944年のリトアニア。名門貴族の家系に生まれたハンニバルは戦争により「レクター城」から山間部にある山小屋へ疎開するも戦いに巻き込まれ両親を失う。幼い妹ミーシャと2人きりの山小屋にドイツ軍のグルータス率いる逃亡兵達が現れ2人を監禁してしまう。やがて小屋の食料が底を尽き始めると、グルータスは自分達が生き延びる為に・・・。
こんな感じ。

観終わった感想はというと点数でも判るように残念な結果。

レッドドラゴン/羊達の沈黙/ハンニバルが上質で最高の作品だった。しかし日本を絡ませたまでは良いが間違った解釈の日本を安っぽく描いたのは他国では許されても日本ではまずかった。特に伯父(叔父?)の妻の名がレディ・ムラサキ(正確にはレディ・紫式部)しかも、モロバレで中国人(コン・リー)。他にもまだまだあるがそれは観てのお楽しみ?(続編は日本が舞台になるという噂だ)
またハンニバル・レクターの天才ぶりが少ない。冷静沈着で用意周到、計算つくされた言動で若かれし頃でも「麗しき狂人」であって欲しかった。さらに今までの作品に比べ残酷な描写が無いのも期待はずれ。

最後にシリーズを観ていた方は点数や内容がどうあれレクター博士の成長過程はとても気になると思う。私もそうだったが観なきゃいけません。間違った日本を差し引けば80点です。是非観てください。
また、これから入門される方も大丈夫です。前述どおり単独の映画として立派に成立していますので安心して観れます。もちろん先に前3作を観てからの方がベストですが。

とにかく間違った日本を描いた映画は個人的に大好きだがハンニバルでそれは止めて欲しかったってのが本音。
全国週末興行成績で初登場5位の映画のため映画館でめちゃめちゃゆったり観れること間違いなし!
週末の映画にいかが?

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ニホンが誇る、アニメの紹介もよろしく。
2007/05/18(Fri)19:52:54 編集
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