2007/02/28 (Wed) 第79回アカデミー賞授賞式

今回は要望があったためアカデミー賞の記事を掲載します。
主だった内容や結果などを出来るだけわかりやすく記事にしてみたいと思います。またアカデミー賞は当日と昨日にWOWOWでも見ることが出来たらしい。ちなみに木村拓哉がメーンパーソナリティーだったとのこと。

興味のある方は、今後のテレビ放映でご覧下さい。
3/10土16:00～18:00NHKハイビジョン「第79回　アカデミー賞授賞式」（字幕版）
3/10土20:00～22:30予定NHK衛星第2「第79回　アカデミー賞　授賞式のすべて」（字幕版）

それでは・・・
2月25日、米LAコダックシアターで、第79回アカデミー賞授賞式が行われた。

主要4部門は「ディパーテッド」が獲得！
◆監督賞　マーティン・スコセッシ
◆編集賞　セルマ・スクーンメイカー
◆作品賞
◆脚色賞
監督賞ではプレゼンターとしてフランシス・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグが登場。つまらないジョークを交じえていた。受賞したスコセッシ監督は「ありがとう！本当にありがとう！　旧友から授与してもらい感激しています」と喜びを表した。（訳まちがってるかも）
しかしここ数年のアカデミー賞でのスコセッシ監督の敗北ぶりに、同情心が湧き上がり「そろそろあげようよ」って流れになってた感じだったらしい。
「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクしたアクションサスペンスムービー。

「パンズ・ラビリンス」が３部門で受賞！
◆撮影賞◆美術賞◆メイクアップ賞

「ドリームガールズ」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「不都合な真実」
が各２部門づつ受賞！

「バベル」
「硫黄島からの手紙」
「クィーン」
は１部門のみの受賞となった。「バベル」は7部門でノミネートされたものの◆作曲賞のみの受賞。

「バベル」に行くべき賞は全て同じメキシコの「パンズ・ラビリンス」という結果に。
これまで日本では、ほとんど無名に近かった女優、菊地凛子が「バベル」への出演を機に、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされていたが惜しくも逃してしまった。ちなみにアカデミー賞にノミネートされた日本人は男女両方を合わせても、これでまだ5人目である。
渡辺謙はプレゼンターとして壇上に立ち、外国語映画賞部門に選ばれた過去の作品を堂々と紹介した。2003年「ラストサムライ」で助演男優賞にノミネートされた実績などから実現。また今回の「硫黄島からの手紙」ではノミネートを逃している。

◆主演女優賞ヘレン・ミレン「クィーン」
◆主演男優賞フォレスト・ウィテカー「ラストキング・オブ・スコットランド」
◆助演女優賞ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
◆助演男優賞アラン・アーキン「リトル・ミス・サンシャイン」
「ブラッド・ダイヤモンド」で主演男優賞の候補となっていたレオナルド・ディカプリオだが、またしても賞を逃した。もはや[無冠の帝王]である。
余談だがレオ様はリムジンが並ぶ中でトヨタのプリウスに乗って会場入りした。

最後に
毎年アカデミー賞の発表後には、最先端のエレクトロニクス製品をはじめ、あらゆるプレゼントが賞を逃したスター達に贈られる。宣伝効果狙った企業からのプレゼントなのだが、我こそはと商品をセレブに贈り、自社の製品をアピールしたがっている。

で、今回のプレゼントは一人あたり、総額約９００万円！（7万1千ドル）

2万6千ドル（約315万円）のラスベガスの高級ホテル、シーザーズ・パレスのパッケージツアーから、お菓子の詰め合わせまで様々だ。